焦がし焼きもち&牛乳

本の感想とか

ニコニコ動画

ニコニコ動画が無くなりそう↓。

ニコ動が崖っ縁、「独りよがり」新機能で炎上 | インターネット | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

10年程前、友人から「これ、面白いよ」と教えて貰ったのをまだ覚えている。

当時動画サイトそのものがあまり注目されておらず、ニコニコ動画にアップロードされているものも、ほとんどがフラッシュサイトの焼き直しであったりMADと言われるネットから拾った画像や音声を継ぎはぎした訳の分からないものがほとんどだった。

youtubeは何時ごろ台頭してきたか覚えていないが、ニコニコ動画よりも先に出来たような気がする。

YouTube - Wikipedia

コメントが流れるため、ニコニコ動画の方が「みんなと同じ画面を見ている」感じが良かった。動画そのものは対して面白くないのに、コメントが面白いから楽しめている動画もあった。ニコニコの動画をyoutubeで転載しているものがちらほらあったが、不思議と本家のものを見るより面白く感じられなかった。

 

私から見てニコニコ動画に大きなフェーズが3つあった。

①フラッシュの後釜時代

②ゲーム実況時代

③リアルへの進出時代

 

衰退は③が原因だと私は感じる。

生放送はともかく、学校を設立したり、大規模なお祭りを開いたりは、混沌とした一サイトだった頃を知っている身としては大きな違和感があった。それに、当初ニコニコ動画を見たり投稿したりしていた人間はおそらくそのようなイベントにあまり興味が無かったのではないか、と推測する。なぜなら、これは私の周りでニコニコ動画を見る人間が、あまり「明るい場所」(漠然とした書き方をしないと長くなるのでよりあえずこの様に表す)を好まなかったからだ。

社長が、なぜこんなことをしたのか不思議でならなかった。川上社長の著書をいくつか拝読したが、その中に「資本勝負では若い企業は100%負ける」「お金をかけた競争社会では皆同じことをする」「社長は客に嫌われても会社をつぶしてはならない」と言った考えが出てきた。

私はとても面白い考えだと感じ、③の経営方針がなぜとられたかは納得がいった。たしかに、正しいかは分からないが「そうだったら良いな」とは私も思った。と言うのは、この世が純粋な資本の量や人員で決まるのはあまりにシンプルでつまらないからだ。それに、資源の面で日本は他国に勝てないので、日本企業に勤める身としてどうしても「力こそ正義」的スローガンを飲み込めないでいると言う面もある。もっと言うと、この考えは弱者の考え方で、他の指標を持って評価してほしいという願望の表れでもあると言える。異能力士に三役無し・・・。

 

とあるTV番組で田舎にお金や人を集めるにはどうすればよいか討論するものがった。そこに元ライブドア社長の堀江氏と2ch創始者の西村氏が居た。堀江氏はすぐにでも交通の便を良くするためバスの便数を増やす案を挙げた。それに対し、西村氏は奈良の大仏を例に、目先の利益を追うだけでは得られないメリットがあると反論した。

どちらが正しいかは分からないが、何をするにせよ直近の利益回収せずとも良い環境をまず作ることが先決であり、それを見誤ると悲惨極まり無い事は間違いない。