自動車通勤
私は自動車通勤をしています。大体、毎朝30分ぐらい車の中に居るのですが、走行している時間自体は15分程度です。何が言いたいかというと、混むのです。毎朝。朝早く起きて、出勤時間をずらせば良いのですが、なかなか起きられません。
カーナビに渋滞情報が一応でてくるのですが、これがあてにならない。交通量が少ない順に青→黄→赤と道の色が変わるのですが、青色でも全く進まないくらい車が多い時があります。また、この色で表示される道は大きい通りだけで、細い脇道なんかはどのくらい車があるかわかりません。
なるべくぎりぎりまで寝ていたい。しかし、遅刻はまずい。カーナビを見ながら避けることもできない。というわけで、車通勤をはじめて以来、混まない道を探す様になりました。
これが結構楽しいのです。数年も同じ道を通っているので大体、どの位置で毎朝車が詰まるか覚えてきました。よくやるのが、その交差点を迂回するように脇道を通る方法です。
大体こんな感じ。あまり迂回しすぎると逆に遠回りになってしまうため、最小の迂回で目的地に辿りつけるよう工夫します。
ところで、渋滞の研究をしている方が世の中にはいらっしゃいます。東京大学の西成教授です。
この動画では直感的すぎてフーンとなってしまいますが、面白いのは、物理の基本原理が成り立たないモデルである事だと思います。シロウト考えですが・・・。
http://www.jps.or.jp/books/gakkaishi/2016/03/71-03mijika.pdf
上のPDFで、渋滞する原因の一つに割り込み行為が挙げられています。私が毎朝やっている迂回は、実は渋滞を発生させる原因だった様です。なんという!毎朝自分が朝2度寝したいがために、朝早く出た人の通勤を邪魔をしていたのですね。
やはり、朝早く起きるしか、みんな幸せになる方法は無いようです。今日は早く寝て明日朝目覚まし通り起きて、本来の通勤路を堂々と運転しようと思います。
いつまで続くか分かりませんが・・・。