焦がし焼きもち&牛乳

本の感想とか

古見さんは、コミュ症です。

 

  人と話すのが苦手な古見さんと、そのクラスメイトの学生生活を描いた作品。

 

 古見さんは殆どしゃべりません。しかし、只野君を初め、一部のクラスメイトが良き理解者となっているため、何とか意志疎通ができています。常に緩やかな雰囲気の物語が多いです。

 無口とは違い、本人が意思疎通したい、意志疎通をしなければならないと思っている場面でも、上手く行動出来ないでいます。その古見さんの様子が、はがゆかったり可愛かったり、面白かったりと、読者を楽しませてくれます。

 登場人物の名前が皆、性格をそのまま表しています。例えば、古見さんならば「古見硝子(こみしょうこ)」只野君は「只野仁人(ただのひとし)」といった具合。

 古見さんは類を見ない程容姿端麗だと作品では描かれていますが、人柄もおっとりしていて、友達思いです。これがもし、そこまでルックスに恵まれていない設定だと、どうなっていたのかちょっと気になります。私は、全く違う物語になると思うのですが、最終的にクラスからの人望に恵まれ、只野君と上手くやっている様な気がします。