お金稼ぎ重視

しがない技術職サラリーマンが株と資産運用でお金を増やす

この世でいちばん大事な「カネ」の話

 

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

 

 お金が無いとどうなるか、という話。

堀江貴文氏が「お金とは信用を数値化したもの」と主張していたが、私はピンとこなかった。実際に生活で使う貨幣と、資産を分けて考える必要があると思う。

この本は、貨幣、普段使うお金、とは何かについて書かれている。

お金が無いととにかく心がすさむ。生活が豊かかどうかと言うよりも、お金が無いという精神的負荷がいかに自分と周りの人間を不幸にするかが分かった。

あと、お金がどうこう以上に博打は麻薬と同じぐらい危険なものだと感じた。作者はこれだけお金が無い事を恐ろしいと主張しつつ、マージャンで数千万すっている。

もはや、健康を害すると分かっていながら、一時の快楽に身をゆだねて破滅する麻薬と何も変わらない。一度始めるとやめられないモノと心しておこう・・・。

後は、漫画は人気が出ると大金を得られるのだなぁと思った。

不況が続く昨今夢のある商売だと感じる。

 

お金持っている人はいくつか共通の特徴がある気がする。

特に

1.ケチ

2.お金持ちと仲が良い

の2点は私の身の回りに多いお金持ちの特徴です。

 

ニートの歩き方

 

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

 

 働かず生きていくにはどうしたらいいか。

働かないというより、自営業、フリーターで、お金が無くても楽しく生きるにはどうしたら良いか、が作者の平坦な言葉使いで分かりやすく書かれている。

働く意味は、結局本人のプライドなのかもしれない。

あと、ネット、ゲーム、読書、旅行は楽しいけれど、働きながらでもその楽しさを享受できるのではと思う。

 

ただ、朝いくら寝ても良いのは素直に羨ましい。

顔に降りかかる雨

 

顔に降りかかる雨 (講談社文庫)

顔に降りかかる雨 (講談社文庫)

 

女の人が大金と共に失踪する話。

ミステリーと言うよりサスペンス+ハードボイルドだと感じた。江戸川乱歩賞受賞作。

雨が降る新宿の路地裏と言った感じ。

作者の作家活動初期の作品だが、情景の表現が必要十分で、構成にも無駄がなく読みやすかった。 登場人物のどこか影がある雰囲気、不安定な精神状態が、一般社会から外れた世界に良くなじんでいた。

 

冒険の国 (新潮文庫)

冒険の国 (新潮文庫)

 

こちらも面白かった。

解説に「取り残された人」をテーマとしているとあり、納得。

「取り残され方」は色々あり、「何から」かも人それぞれであるが、心に蟠りを抱えたまま生きる事がリアルに書かれていた。

 

快活クラブ

漫画喫茶に行きました。快活クラブ。

www.kaikatsu.jp

 

オープン席が300円ちょいで90分でした。

ドリンク飲み放題+アイスクリーム食べ放題って考えたら安い。

 

読んだ漫画。

 

萩尾先生の「トーマの心臓」を動物でやっている様な漫画でした。

登場人物(?)にアカシカが出てくるのですが、キャラが立っていて良かったです。

詩的な表現が多いのですが、作者の言いたい事が読み取れなくてもやもや。楽しめなかった・・・。動物の姿をしていて共感しづらいというのもあるかも。

 

月曜日の友達 1 (ビッグコミックス)

月曜日の友達 1 (ビッグコミックス)

 

 月曜の夜に学校に集まって、その時だけ一緒に遊ぶ中学生の話。

この人の作品は思春期の陰々鬱々とした日々の閉塞感が良くあらわれています。

1巻はこれと言った落ちが無かったので、2巻(完結)まで読もうかな。

 

1日外出録ハンチョウ(3) (ヤングマガジンコミックス)

1日外出録ハンチョウ(3) (ヤングマガジンコミックス)

 

 本家の雰囲気、設定をきちんと残しつつ、ギャグ漫画・グルメ漫画として成立している所に作者達の力量の高さが伺えます。

ところで、この作品、本家を全く知らない人が読んでも面白いのでしょうか。

「私はカイジを知らなかったけど読んだよ」って人にあったら感想聞きたいですね。

フィッシュ&チップス! 

 

 

 

我らコンタクティ

 宇宙船を町工場で作る話。

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

 

 漫画大賞2位にランクインした。全1巻。

主人公の女性が絶妙なキャラクター。しょっぱな会社の飲み会で社長に「可愛くない」「つかえない」などとぼろくそ言われるが、物語が進むにつれて、可愛そうと思いつつも納得してしまった。

また、もう一人の主人公であるかずきはヌーボーとしている。主人公のカナエへ恋心を抱いているのかと思うと、心底興味がない様子。またロケットを飛ばしたい理由もかなり突拍子もないもので、ロケットを作る技術力の高さと相まって、これまた独特な登場人物として描かれている。

陰々鬱々とした若年社会人に「会社なんてほって置いてロケットでも飛ばそうぜ!」と爽快感を与えてくれる作品。金や名声にこだわらず、自分の目標に向かって熱く全力で取り組む主人公たちの姿勢に魅力を感じた。

残業を禁止にするとどうなるか

年休を頂き、朝からのんびりしています。

 

過勤務が問題視され、残業時間削減が叫ばれています。

こうなると出来る人に仕事が集中して、出来ない人は少ない仕事しか与えられない事態になりそうです。

当然同じ時間働いている出来る人から不満が噴出します。そう言った人たちは周りから信頼されているので、発言権があり、会社の体制にまで影響を与えられます。

出来ない人を首にするというのが一番手っ取り早いような気がします。しかし、日本企業の気質上、恒久的なリストラは難しいかと思います。とすると、あとは、時間で無く業務量で賃金を割り当てる提案をしそうです。

 

これにより、同じ会社に居ながらにして、賃金に差が出ます。フリーランスベンチャー、経営者だけでなく、一般的サラリーマンでも、出来る人は若くして大きな財産を保持するようになります。

そうなると、もう十分お金を持っているからと出来る人は定年前に会社を辞め、自由な生活を送り、出来ない人は60歳70歳になっても昇給しないため、ずっと働かなければならなくなりそうです。

 

この様な事態が良いかどうかは別として、残業を禁止するということは、つまり上記のような労働環境を促進させる事に繋がりそうです。

その時は早期に退職することはステータスとなりそうです。

 

隠居

年をとるごとに興味の幅が狭くなると聞きますが、今のところそのように感じません。

これから20年、30年経ったとき、私は何かに夢中になったり、目標を持って生活しているのでしょうか。

 

老人になっても今の様に娯楽に集中できる気がしません。

日向ぼっこと散歩しかしないような気がします。

医療費が無料になって、健康を維持できたとしても、そんな時間が延びた所で意味があるか疑問です。

しかしながら、現状私一人で日本の制度を変えることができないので、私が変わるか、日本を出るかぐらいしか方法が無いような気がします。

老人になっても、生きがいを失わないよう準備する。もしくは、海外でもできる仕事を見つけ住む。どちらにしても、特別な努力が必要になります。

 

今のところ前者の方が簡単な様に思います。

しかしながら、物価の安い地域に自由に移動できる立場と言うのは、魅力的です。最悪日本がアメリカと北朝鮮の戦争に巻き込まれるようになっても、避難できそうです。